喜多方でラーメンを食べました。
1日2杯を3セットで6杯。
最初は1日3杯で9杯を考えていたのですが、私には無理でした。
お腹いっぱいというのと、思いの外口の中に残る物が多いので食べても無駄かなぁと思って2杯に。
正直、2杯でも味がわかるのか微妙な気がします。
世の中3杯、4杯と食べる方もいるようですが、どういった工夫があるのか少し興味があります。
ということで、食べようと思ったものを食べたわけではありませんが、なかなか多様な喜多方ラーメンを味わえました。
ちなみに食べたのは
坂内食堂
食堂なまえ
まこと食堂
上海食堂
喜一
あじ庵食堂
の6店。
新横浜のラー博に出店してた大安食堂やFC展開している来夢、催事に出ている老麺 まるやなんかも食べたかったのですが、全部は食べられませんのでしょうがない。
ちなみに、汽車で喜多方まで移動したので、駅から遠くのお店は選択に入れませんでした。
印象的なのはまこと食堂。
変体仮名の看板はまるで読めません。
さらに入り口が2つ。
そして提供まですごく待った!たぶん30分くらい。
お店に入った時はそれほど混んでいるわけではないと思ったのですが、そもそも喜多方のお店は提供までけっこう時間がかかるのがデフォのようですが、待ちました。
お店に入った時はそれほど混んでいるようには見えなかったのですが、待ちました。
味はなんというかスーパーに売っている「喜多方生ラーメン」みたいな味で、食べやすい味。
食べた中では少し脂が多い気がします。
麺の食感は印象的でした。
思っていたのと違い、地元と思われる方が多いようです。
あじ庵食堂は朝7時からやっているお店で、他とは違って新しいお店で白湯スープを数量限定でやっています。
食べたのは山葵塩ラーメンというやつで、喜多方ラーメンと少し違いますが、これは喜多方ラーメンのアレンジとしてはよくできていると思いました。
名前の通り、練りわさびがネギの上に載ったラーメンで、ごま油がちょろっと載っていたり、刻んだ茗荷があったりで上手くできています。
正直、ラーメンでわさびの風味が出るとは思えませんが、雰囲気が出ています。
もし喜多方で一杯だけたべるなら坂内食堂でしょうか。
というのは、有名店ということと、味も別に悪くないから。
二杯食べるなら食堂なまえの手打ち極太ラーメンと、あとは適当に。
食堂なまえはお店の雰囲気と合わせ、すばらしいお店です。
極太手打ち麺は喜多方ラーメンの麺を極太にした麺で、そのままですが、意外と他にはない麺のような気がします。
食堂の名にふさわしく、カツ丼をはじめラーメン以外にも色々なメニューがあり興味があります。
喜一は食べた中で一番安い500円。
郊外店でもっとつまらんラーメンかと思いましたが、少なくとも値段以上のラーメンでした。
朝からバイクや車が沢山止まっていて、バイクのナンバーは見ませんでしたが、車はほとんどが会津、福島ナンバーでしたので、ここもまた地元に愛されているお店なのでしょう。
すぐ近くに幸楽園がありますが、幸楽園がおこぼれをもらっているのだと想像します。
喜多方老麺会なんてのもあるし、もっと画一化というか統制がとられているのかと思いましたが、それぞれのお店がそれぞれの味ですし、値段も定休日も違うし、楽しめました。
私はラーメンよりもフラフラ歩くのが好きなので、歩くにも喜多方は面白い街だったのも好印象です。
あとは好みの日本酒でもあればいいのですが。