伊勢丹の催事で金色不如帰の鴨脂と本枯れ追い鰹の醤油そばを食べました。
901円。いつものように支払いは900円。
伊勢丹の催事はズームインサタデー全国うまいもの博で、会期も長いですし人気の催事になりました。
イートインのラーメンは最初に金色不如帰で最終日の10月31日に行きました。
1日50杯限定の鴨脂と本枯れ追い鰹の醤油そばと限定じゃない貝出汁とそれのトッピングがたっぷりの3種類。
せっかくなので限定にしました。
やけに試食を勧めるお店が沢山ありますが、それでも儲かるのだから、この会場の熱気のようなものこそ景気が上向くドライビングフォースになりそうです。であれば、ハロウィンのバカ騒ぎを毎日やってもいいのではないかと思います。
というわけで、少し待ってラーメン登場。
小松菜、ネギ、せり?三つ葉?、メンマ、チャーシュー、その上に柚子。
麺はストレートの細麺で全粒粉がまざった食感強めの中華麺よりも蕎麦よりのもの。
スープは鰹節がどっしりと効いたもので、食べ初めはしょっぱいような気がしましたが食べ終わるころはしょっぱくはないと考えを改めました。それだけ旨味が強いのでしょう。豚骨みたいにれ鰹節を使ったというような感じ。
チャーシューの一口目はどうでもいいようなものだなぁと思いましたが、食べていると不思議と味わい深いものがあります。臭みがありますが、いわゆるチューイングテイストみたいな感覚でラーメンのチャーシューにそう感じたことはなかったので不思議な感じです。
メンマも初めて食べた味と食感で、完全に裏方に徹した箸休めという感じ。
スープは雑煮みたいな感じがあり、蕎麦のような甘みはないので雑煮の方が近いと思いますが、雑煮も地方や家庭でかなり違うと思うので人によっては雑煮とは似ても似つかないと感じると思いますが、私には雑煮っぽい感じ。
このラーメンで雑煮はもっと美味しくなるという確信を得ることができました。
また、このラーメンは美味しいのですが、どこがどうして美味しいのか私の手に余ります。
ラーメンにありがちなガツンと一発かますような感じはあるのですが、それよりは随分控えめですが、でも一発で叩きのめすようなところがあります。出汁の効かせ方からして不思議なラーメンでした。