新津のだるまやで背脂五目あんかけを食べました。
850円
新津に新しく出来たお店です。新しいといっても半年くらいは経っているでしょうか。だるまやというと脱離と労働問題が話題でしたが、労働問題の方はにいがた青年ユニオンと和解したとのこと。それが全てなのかわかりませんが、人手不足の昨今でも新店舗が出来るのですから、あまりに酷い労働環境というわけではないのでしょう。監禁騒動の顛末は知りませんが。
メニューに挟んであるものを見ると平日ランチタイムは半チャーハン100円引き、トッピング50円などやっています。そのおかげか、デフォルトのラーメンのみの注文は少ない感じ。半チャーハンを付けたり、なんとかラーメンだったり。なんとなくメンマトッピングが多く感じがしました。
だるまラーメンを食べても面白くないので限定メニューっぽいやつを注文。SNSに投稿して何かするとラーメン無料とか、そんな感じのメニューでした。何かすると、なんて雑な情報になってしまいましたが、その企画が(私には)複雑すぎるから。競っているのはわかったのですが、他のどのお店と競っているのかが私にはわからず。見る人が見ればすぐにわかるのでしょう。
カウンター席は向いあっていますが、間が通路になっていて高低差があり向かいあっていても視線が合わない面白い作り。カウンターのほかに小上がり、テーブル席が8名分。
12時少し前ですが、ほぼ満席という状況が続いていました。
というわけでラーメン登場。
餡には白菜、人参、イカ、豚肉、海老、きくらげ、うずらの玉子。餡の下には結構な量の背脂。スープの上に餡という感じじゃなくて、最後まで餡のとろみが残るたまるやみたいな餡。
餡は酸味が強く、辛くないスーラータンメンみたいな感じ。あんかけ焼きそばみたいなのを想像していたので、私が求めていたものとギャップがあります。
麺は中太で主張の弱いもの。ラーメンの麺は主から従に成り下がり、一口目にスープを啜るのがマナーだといわんばかりの状況では、主張の弱い麺の方が好ましいのかもしれません。
最近、餃子を食べる時に酢と胡椒を試したら胡椒の概念をひっくり返されるくらいの驚きだったので、この酸っぱい餡にも胡椒があうのではないかと思い、胡椒を少しかけたり沢山かけたりして試しましたが、餃子の酢と胡椒ほどではありませんが結構いける気がします。
酸味の強い餡にした意図はさっぱりわかりません。メニュー名である程度味が伝わる方がいいんだなと思いました。じゃないと、これじゃない感でモヤモヤしたまま終わります。