麺屋かずをで背脂中華を食べました。
700円。
亀田、鵜ノ子インターの近くにあるかずをです。前のお店もラーメン屋でしたが、そこへは行かずじまい。移転か何かされたと記憶しています。去年空いたところに出来ました。
11時5分くらいだったと思いますが、お店の前の駐車場は1台分を残し埋まっていて、これは人気店だったかと思いきや、車から降りた人が2階へ登っていきます。2階とも共用の駐車場のようです。
それほどでもないのかと思い店内に入ると、既に5~6人はいます。やっぱり人気店のようです。ただ、席数の割りに駐車スペースは追いついていないような気が。10席くらいかと思ったら、20席以上はありそうです。席数と駐車場のミスマッチを考えると前の前くらいは飲み屋だったのでしょうか。居抜きで入ったのかわかりませんが、内装工事かなにかをやるようです。レジ脇にそんな張り紙がありました。
とりあえずメニューの一番上、背脂中華を注文。
私のあとから入ってきた方も背脂中華の注文がほとんどだったので、間違いないでせよう。
というわけでラーメン登場。
玉ねぎ、ばら海苔、チャーシュー2枚、チャーシューの上におろし生姜がちょっと。
麺は縮れが強い多加水でかん水強め。トラディショナルな燕三条系を期待すると受け入れがたいかもしれませんが、そうでなければ気にならないでしょう。
特別おいしい麺というわけではありませんが、デフォルメ気味の食感は悪くありません。
スープは表面にかなり背脂が浮いています。この上に中油、大油、鬼油があり背脂補給にもよさそうです。背脂が多い割りにはスープはキレがありすっきり。油に頼らずに出汁とタレがしっかりしているのでしょう。滋魂のようなスモーキーな感じはありますが、それに頼らず。
チャーシューはバラ肉で、バラ肉は柔らかく仕上げるお店が多いような気がしますが食感はしっかりと残っています。
玉ねぎをもうちょっと欲しい気がしますが、適度な量でしょう。チャーシューの上のおろし生姜の効果はわかりません。
正直まるで期待していなかったのですが十分以上、もちろん期待以上です。とにかくバランスが取れていて、過剰になりがちなところを抑えて一方では強調して、上手く出来ていると思います。
旧市内じゃなくて今の新潟市内で燕三条系のオススメを聞かれたら、現状ではここを答えます。旧新潟市内ならどこかというと、今となってはどこまでが新潟市内だったのか、そこから思い出さないと。