メディアシップに出来た竜胆で醤油と醤-すカツ丼のセットを食べました。
1150円。
メディアシップの二階、前は何が入っていたでしょうか。メディアシップが出来た時、最初は市玄の系列だったかと思います。その後、二階も色々変わって向かいのシャモニーは広くなり、市玄だったところには竜胆が入りました。
カウンターが5席くらいにテーブル、小上がり席。
メニューは醤油、塩、中華そば、味噌、つけ麺、冷やし中華もありました。
ランチのセットは醤油、塩、中華そばのいずれかにサイドメニューがついて950円と1150円の二種類。950円の方は玉子かけご飯、気まぐれ丼、そぼろ丼?、1150円の方は五目チャーハン、肉あんかけチャーハン、ソースカツ丼みたいなの、杏仁豆腐など。
醤油とは別の中華そばも気になりますが、醤油とタレカツ丼みたいなセットに。
柳麺竜胆と書いてありますがローマ字ではRAMEN RINDOUという表記。柳麺はラーメンと読むのでしょうか。
というわけでラーメン登場。
チャーシュー、メンマ、ネギ、味玉半分、海苔。
麺は多加水のありがたみの少ないやつ。
スープは出汁よりも醤油の風味を強調していますがバランスがいい。いわゆるメイラード反応に由来している風味が強いのですが、それだけを強調せずに旨みや酸味、甘みが協調しています。
斜めに刻まれたネギに混ざってゆずの皮が入っています。意味もなくただゆずの皮を載せているお店がほとんどですが、こちらはゆずの風味と醤油タレがよく合い、載せる意味があります。スープに足りない所、手薄な所をゆずが補っているような感じ。
チャーシューはモモてますが、パサパサではなく食感は適度なもの。わずかに匂いが残っていますが、気になるほどではありません。
昔食べた竜胆は玉子焼きかなにかに焼き印が押してあった気がしますが、それはありません。以前の竜胆と同じ味なのかはさっぱりわかりません。全く覚えていないので。
たれカツ丼の方は、ヒレカツ3枚の下に刻んだキャベツ、ご飯。味はそういう味です。醤油でもソースでもない、みたいに書かれてありましたがたれかつ味です。衣の感じはとんかつ太郎には敵いませんが悪くはないと思います。
一口ですぐにわかる美味しいって感じじゃないのですが、完成度はここ1年で食べた中では断然トップ。完成度が高い非常によく出来たラーメンです。
麺や丼をもう少し流行りの感じにしたら、有り難がるように思えます。特にソースカツ丼のお皿はよろしくありません。他のサイドメニューと共用するためとだと思いますが、中身はちゃんとしているのに器がこれでは勿体ない。それでも、このセンスの良さは食べる価値があります。