紀伊茶屋でまるむすびのセットを食べました。
550円
ラブラの一番上にある紀伊国屋に併設されている紀伊茶屋です。
紀伊茶屋と書いてキノチャヤと読みます。
日本語ネイティブの方で、紀伊国屋は知らなくても紀伊半島を知っている人の方が(おそらくは)多いと思うので、キイチャヤと読む人の方が多いかもしれません。ただ、紀伊茶屋は紀伊国屋内にしかないようなので自然とキノチャヤと読めるのでしょう。
お茶がメインのお店ですが、軽食もやっています。
軽食があるといっても、たぶん、今回食べたまるむすびと小倉トーストだけ。あとは、あんみつなどの甘味とビールやワイン。
以前からまるむすびの事は知っていて、食べてみようと思ってはいたのですがタイミングがなく、丁度良くお昼時に近くにいたので食べることに。
平日のお昼時なので、おにぎりを食べている方がちらほら。
煎茶セットはお茶が選べます。一番高い玉露以外の(たぶん)八種類から選ぶことが出来て、とりあえず紀伊国屋オリジナルブレンドに。
あとで見たら、煎茶の値段はばらばらで、中でもブレンドが一番高く、得した気分です。
少し待っておにぎり登場。
白いものと茶飯みたいなおにぎりが2つに漬け物。
どちらも中には具はなく、白い方は上にジャコが載っています。
食べやすくするためか、表面を少し乾かしてあります。なので、海苔はないけれど手で掴んでも食べやすい。周りを見ると皆さん箸で食べていましたが。
漬け物は梅干し、柴漬け、たくあん。特に梅干しがお茶に合います。
おにぎり、漬け物、お茶の組み合わせは完成度が高く、漬物の三種類は満足感を高めてくれます。
お茶うけに漬け物単品が欲しいところ。
肝心の煎茶ですが、確かに美味しい。スーパーに売っているお茶っ葉はやたらと甘みと旨味が強いのですが、そういった味ではありません。お寺で出してもらう美味しいお茶みたいな感じ。
ティーパックなので次第に味が変わりますが、極端な変化は感じられませんでした。でも、最後はティーパックを引き上げました。
これで550円は格安。満足度は非常に高い。
米と漬物の旨味と煎茶の組み合わせを、お米県の新潟は見習うべきです。醸造のまちを標榜する沼垂あたりで、こんなランチが食べられたらと思います。
一番安いドリンクメニューはほうじ茶で200円くらいだったと思います。本を買って、すぐ読みたい時にはいいかと思います。
どうでもいい話ですが、コーヒーは本を読みながら(仕事中しながら)飲むのには向いていないと考えていて、カフェインのない(コーヒーや煎茶よりも)本のお供にはほうじ茶がいいと考えています。