みなと街ベーカリーでいちじくとマスカルポーネコッペパン、いちじくとクリームチーズ、5種のドライフルーツを買いました(パンの名前までちゃんとレシートに書いてあって偉い)。
280円、280円、400円。
いわゆるしもまちにあるおしゃれなパン屋です。
お店の前の通りはなんと呼ぶのか知りませんが、いつの間にか綺麗になっていました。数年前は廃墟みたいな、ただ広いだけの道だったような記憶がありますが。
無印の小屋みたいなお店で、対面式の販売。レジは時々みかけるiPadを使ったものでした。あとでTwitterを見たらSuicaなどにも対応しているそうです。
バスに乗るとみなさんRyutoを使っていますが、交通系ICカード対応のお店でも使えるのでしょうか?よくわからない私はSuicaを使っているのでどうでもいいのですが。
どうでもいい話しが続きますが、お金持ちになったら無印の小屋みたいなのを屋上に建てたいと夢みています。まず、その屋上すら持ち合わせがありません。
13時過ぎですがケースには並んだパンは多数。惣菜系とハード系。食パンは小麦粉の違うものが二つあったような気がします。
再びどうでもいい話しですが、私は天然酵母という言葉が嫌いです。非天然の酵母があるのか!って話しです。いわゆるイースト菌に対して天然酵母と使うことが多いように思えますが、イースト菌は人造生命体ではなく自然が作り出したものです。イースト菌も天然の酵母にかわりありません。
品種改良した小麦の銘柄を誇らしげに書いておいて、あたかもイースト菌は天然ではないと誤解させるような天然酵母という表記は嫌いです。
その点において、このお店は天然酵母という詐欺師が使いそうな言葉を避けているようなので評価したい。
コッペパンはいちじくのジャムとマスカルポーネがたっぷり。最近はどのお店もコッペパンに挟んだものが沢山入っています。シュークリームもそうですが、沢山入っている方が嬉しいけれど、そこまで沢山入れなくてもと思うことも。
いちじくのジャムは裏ごしをしたような、完全に原型のないもの。てっきり割いたドライフィグとチーズを混ぜたものかと思ったので意外でした。
生地は特徴があり、最近多い外側をしっかりと焼き色をつけたもので、かつ粘り気が強い。パンはちぎって食べる派ですが、ちぎりにくいのでそのまま食べました。
美味しいのですが、コッペパンはリトルアンデルセンというリビングレジェンドがいるので選ばなくてもいいかなという気も。
いちじくとクリームチーズ、5種のドライフルーツは恐らく同じ生地。いわゆるハード系。こっちのいちじくはドライフィグ。
見た目通りの味ですが、生地表面の焼き色のついた部分の風味が凄くいい。ご飯ならおこげに相当するでしょうか、パンの醍醐味だと思います。
今回の中では5種のドライフルーツが一番好みです。薄く切ってトーストしてクリームチーズを塗ったらモテるでしょう。そのまま食べましたが。
ただ、ドライフルーツをそんなに入れなくてもと思います。コッペパンもそうですが、沢山入っている方がより好まれるのでしょう。
パンもラーメンも同じです。
また行きたい。