武士屋でからし味噌特盛とチャーハンを食べました。
650円+特盛20円+チャーハン10円。
大盛10円、特盛20円、チャーハン10円ということで武士屋に行きました。以前は鶏和っさんで、その前はフジフイルムのアウラというお店でした。飲食店に変わって一発目の鶏和っさんは失敗で、武士屋というお店に衣装替えをして、再挑戦ということになります。
以前は白を基調とした内装だったかと思いますが、茶色っぽいラーメン屋らしい?ものになりました。2つある自動ドアのうち店内側の自動ドアは店員さんが開けてくれるというサービス。席に通され、決めていたからし味噌特盛りとチャーハンをすぐに注文。チャーハンはラーメン1杯につき10円。そうじゃない場合は270円のようです。ラーメン1つにチャーハン2つの場合はチャーハンは10円+270円という事になるのでしょう。
鶏和っさんの時は結構高いラーメンのだったと記憶していますが、一転して安いラーメンを提供することにしたようです。ラーメンとからし味噌が650円。つけ麺は750円、極九条ネギ890円、極のりも890円。極が付くメニューはもう一つありますが「只今、試行錯誤中」と付箋が貼ってあります。メンマっぽいですが、オープンまでに良いものができなかったのでしょうか。お店としては、この辺のメニューを出して少しでも単価を高くしたいところだと思うので、それを「只今、試行錯誤中」とするのは、他の「極」がよっぽど出来がいいのか、逆に出せないほどダメダメだったのか。
店内には龍上海、ちゃうーしゅーや武蔵との関係?が書かれています。それによるとちゃうーしゅーや武蔵は息子の名前からとったそうです。麺屋武蔵からパクったのだと思っていましたが、考えを改めないといけません。
先にチャーハンが登場、ちょっと待ってからラーメン登場。
からし味噌、青のり、チャーシュー、メンマ、ネギ、焦がしネギ。
ちゃうーしゅーや武蔵とは違いもやしが載っていない分、盛り付けに立体感がありません。ただ、立体感がないのは特盛にしたせいで丼が大きくなったことも影響しているのかもしれません。
スープや麺はちゃーしゅーや武蔵とどう違うのかよくわかりません。そもそも、それが好きではないのであまり食べたことがないからです。油が結構浮いているわりに、あまり重くないスープで、元ネタとなるラーメンはそういうところを狙っているのかなぁという気がしました。
ちゃーしゅーや武蔵にはない焦がしネギはそこそこ効いている気がしますが、からし味噌の前にはなんとも非力です。からし味噌は量がそこそこあり、ちゃーしゅーや武蔵ではからし味噌ラーメンにトッピングでさらに追加する人もいるそうですが、そういったからし味噌が好きな方も納得する量ではないかと思います。
チャーハンは鍋振りの音が聞こえなかったので炊飯器で保温していたものでしょうか。その割にはべっちょりという感じはありません。具は卵、ネギ、チャーシュー、舞茸みたいな何かも入っていました。10円なら全く文句のない出来です。
特盛に10円のチャーハンをつけても700円しないのに、量は多く1日に必要なカロリー程度ありそうで、お得感はかなりあります。味も美味しくないということはありません。量と値段はいいのですが、味は物足りなさがあります。満腹感は十分以上にありますが、満足感となると物足りない。特盛にしたせいもあると思いますが、詰まっていないというか、なんとも間延びしたような感じがして、一本びしっとした柱のようなものが欲しいところです。