伊勢丹の催事で大砲の昔ラーメンを食べました。 766円。 伊勢丹で毎年やっている九州の催事で大砲というラーメン屋のイートインをやっているので行きました。 8月は珍しく何度かバスに乗ったのですが、バスに催事の広告が貼ってありました。 呼び戻しの元祖が初出店、みたいなことが書いてあり、これは食べてみようと思っていたのです。 呼び戻しは流行っているそうで、豚骨ラーメンではないお店も取り入れているとか聞いたことがあります。 呼び戻しってのは大砲ではスープを継ぎ足していく方法を指しているようです。 お店によっては、一度炊いた豚骨をもう一回フレッシュな豚骨と一緒に炊くことを指す場合もあるようです。 呼び戻しはD76の使い方に似ています。 細かいことはともかく、創業から続く秘伝のタレ、みたいなスープが呼び戻しなんでしょう。
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来来亭は呼び戻しとは正反対で、ワンバッチごと作って、規定の時間が経過するとキレイサッパリ捨てちゃうそうです。
もったいない気もしますが、そっちの方が効率がいいのかもしれません。
ということで、一日50杯限定の昔ラーメンの食券を購入。
限定だと高くなりますが、百円もかわりません。数十円違うだけ。
ちなみに全部入りだと1000円くらいだった気がします。催事なら比較的安い方でしょう。
割とすぐにラーメン登場。
豚骨というか、肉っぽい匂いがします。
獣臭い感じではないので、食べやすいかと思います。
青いネギ、海苔、チャーシュー、メンマ、揚げた背脂。
メンマは食感独特です。
シャキシャキとしているのですが、塩蔵の状態が違うのか、塩抜きのあとの水分の飛ばし方が違うのか、わかりませんが、感じのいい食感です。
スープはさらっとした豚骨ではなくて、ちょっと重い豚骨です。
これが呼び戻しの効果なのか、わかりません。呼び戻し特有の味ってのはあるのでしょうか?
珍しくスープを全部飲んだせいか、すこししょっぱめかな。
揚げた背脂はクルトンみたいなものかとおもったら、役割的にはマー油みたいな感じです。
焦げた味でアクセントをつくりますが、マー油と違ってスープと混ざらないのは、なかなかよいと思います。
食感はカリカリだったり、フニャフニャだったり色々です。
マー油みたいなものだから豚骨スープによく合います。
この揚げた背脂、もっと使われてもいい気がしますが、作るのが面倒なのでしょうか?
呼び戻しと、そうじゃない豚骨スープの違いはわかりませんが、食べられて良かったです。