新潟駅の1番線にある立ち食い蕎麦のお店、新潟庵でえび入りかき揚げそばを食べました。 430円。 新潟駅の改札の中にある立ち食い蕎麦のお店はここだけになったでしょうか。 ちょっと前は、ヨドバシの入り口脇にもありましたが、なくなりました。 ずっと前は、ホームの立ち食いそばでは使い捨て容器でも販売されていて、列車内で食べる部活帰りの高校生もいました。 新潟駅における立ち食いそばは減り続ける一方で、新潟においては斜陽産業のようです。 バスセンターの立ち食い蕎麦は人気ですが、新潟駅の高架後はバスセンターそのものがなくなるかもしれないわけで、やっぱり斜陽です。 だけど、妙に食べたくなることがあります。 この日はお昼をほとんど食べず、3時過ぎにお腹がすいたので食べることに。
メニューは沢山ある
立ち食い蕎麦らしい月見そばや、卵と天ぷらの載った天玉そばも気になりますが、かき揚げそばに。
丸亀製麺に行くと、やっぱりかき揚げをとりたくなりますが、カロリーを見てからは選ばないようにしています。丸亀製麺のかき揚げは表面積が広く、油っこいのでカロリーが高くなるのでしょう。
他にはたぬき、きつね、カレー、山菜、海老天、肉、鴨、海藻、などあります。小さいお店ですが、種類は沢山あります。
ヨドバシ入り口脇のお店ではナガモそばがありましたが、ここにはありません。季節が終わったからでしょうか。
そんな事を考えている間もなく、蕎麦登場。
殻がついたままのエビ入り
かき揚げ、その上にネギ。
えび入りかき揚げは殻がついた小さいエビがいくつか入っています。小麦粉の塊みたいなバスセンターのものとは違います。だいぶ高級感があり、かき揚げの名に恥じない。
出汁は可もなく不可もなく、好き嫌いが少なそうな、よくありそうなアノニマスな立ち食い蕎麦のもの。カエシがはっきりしたものが好みですが、立ち食い蕎麦に求めることでもないでしょう。
麺は蕎麦粉よりも小麦粉の方が多いのでしょうが、良くはないけど悪くありません。
立ち食い蕎麦も関東でしか食べないというコロッケ蕎麦や、新興勢力のフライドポテト蕎麦など、注目されているものがチラホラとあり、全国的には斜陽ではありません。 そばにフライドポテトを盛ってしまった「ポテそば」を阪急そば若菜十三店で食べてみました 高架化後はホームから立ち食いそばはなくなりそうな気がしますが、このまま新潟から立ち食い蕎麦がフェードアウトしないよう注目していきたいです。