なおじ総本店でなおじろうを食べました。
690円。
なおじ本店から総本店に出世して威厳というか、偉そうになったお店の外観はラーメン屋に似つかわないような気もします。
夜は居酒屋メニューが多くなっているそうですが、お昼のメニューにはお酒のアテのようなものはなくラーメンが中心です。
なおじろう、お昼限定のみそじろう、夏季限定の台湾まぜそば、肉そば、昔ラーメン、野菜炒めとラーメンの定食など。
少し迷いましたが、なおじろうを大盛りで注文。
大盛りは無料で特盛りが100円増し。
11時45分くらいにお店に入った時は客が数人でしたが、12時をまわると一気に客がきて食べ終わる頃には待ちがでるほどでした。
なおじは終わったお店かと思っていましたが、まだまだ客はついているようです。
定食の野菜炒めや餃子の注文と麺の茹で上がりを揃えるために厨房の2人は1分後とか1分30秒後とか声をかけながら作っていました。
独立した過去の店長の中にはメトロノームのようなチコチコ音を鳴らしていた時もありましたが、そういう気になる音はありませんでした。
というわけでラーメン登場。
モヤシ、キャベツが少し、薄いチャーシュー。
以前のなおじろうとチャーシューの見た目が違います。二郎風のラーメンは塊感のある肉の方が感じがあると思うのですが、なおじろうはかたくなにやりません。薄いチャーシューばかりです。
二郎はラーメンではなく二郎という食べ物だ、みたいな話がありますがなおじろうは肉が薄いせいか、イエローやのろし、玄二郎と比べるとラーメンっぽさが残っているような気がします。
極端に油が多いわけでもなくラーメンくらいの量ですが、スープはしょっぱくて甘く、味が強くその点はラーメンっぽくはありません。
麺は少し平たい太麺で、食感が強いというよりも硬めの茹で上がり。もうちょっと茹でて欲しいです。
硬度計で測ったら食感が強いものと茹でたりないものが同じ硬度であっても、食べたら違うと思うのです。二郎インスパイアを演出するために湯で時間を短くして硬度を高めたらいいというものではないと思うのです。
そもそも二郎インスパイア系はなぜ麺が硬いのか?という疑問が。
総本店と偉そうになりましたが、なおじろうは以前とそれほど違いがないようで、ある意味安心しました。