亀田のアピタの横に出来た坂新でチャーシューメンを食べました。
880円。
坂新は既に会津若松に店を出している、坂内食堂のご子息か親族か、とにかく近しい人がやっているそうです。
坂内食堂で30年修行した味、みたいな事が外壁に書かれています。新潟では喜多方ラーメンはなかなか受け入れられないイメージがぼんやりとありますが、今回はどうでしょう。
入口には適当そうな紙に手書きで営業時間11時から20時、とあります。手書きであることを考えると、今後変わりそうです。
店内に入るとすぐに券売機。初めてのお店ですが坂内食堂系ということなのでチャーシューメンを購入。
メニューは他にラーメン、ネギラーメン、醤油ラーメン、ソースカツ丼など。ソースカツ丼にはミニもあり、確か450円。喜多方のまこと食堂ではソースカツ丼を食べている人もいましたが、こちらはどんなもんでしょう。ちょっと食べたいです。
券売機の下の方はまだやっていないものもチラホラありました。
お店はアピタの脇、以前は焼肉屋かなにかだったかと思います。ほぼ居抜きで使っているようで、カウンター席は少なめで、テーブル席、奥に小上がり。
接客は坂内食堂譲りで、特に席へ誘導することもありません。なので、二人客も遠慮してか、カウンターへ座っていたり。
会津のお店にありがちな気がしますが、店内には観光ポスターがいくつか貼ってあります。
新潟はその点、観光地でないからか、ポスターを貼っているお店は少ない気がします。福島のお店を見習ってうまさぎっしりコンシェルジュで取り上げられているお店はそれのポスターをもう少し貼ったらいいのに、と思わなくもないですが、お店のイメージとかあるでしょうから簡単ではないのかもしれません。
というわけでラーメン登場。
坂内っぽい丼を覆うチャーシュー!
丼一面を覆うチャーシューにメンマ、ネギ。
麺は平打ちでちょっと縮れ。もっと縮れていてもいいかなぁとか、麺の太さが単調かなぁとか気になりますが、嫌いじゃありません。ただ柔らかめなので、堅い麺こそ拘りの麺、みたいな風潮の現在では厳しい評価を受けるかもしれません。
たっぷりのスープはシンプルで、豚ガラかなにかだとおもいます。旨味は恵比寿に近い感じで、旨味に対して塩分は少なめ、どうしても舌に残りがちな旨味ですが、寒い日だったせいかずいぶん沢山とスープを飲んでしまいました。
チャーシューは坂内食堂とは違うような気がしますが、正直よく覚えていません。
全体的に悪くないと思いますが、ラーメンだけだと物足りないような気もしますし、アピタの隣という立地を考えるとサイドメニューと接客は気になります。
この前食べた来味の方はチャーハンとのセットを提案しているわけですが、こちらもセットがあるといいかもしれません。
亀田の来味が店名を変え、煮干しで再出発したのは坂新を迎え撃つ、なんてつもりではないと思いますが、特徴的なあっさりラーメンが近くに出来たのは面白いと思います。

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